遺跡街道の西端、ジャック・バーの宿の先の砂漠地帯は未踏の砂漠と呼ばれている。
その名の通りの未踏破地域であり、砂漠地帯特有の強烈な寒暖差や水分補給の難しさ、そして大砂虫と呼ばれる巨大な環形動物の魔物の脅威によって、探索はあまり進んでいない。
しかし、点在するオアシスには遺跡があること、そして街道が砂漠に続いていることから、かつてはオアシスを中継点とした隊商交易路があったようだ。
つまり、砂漠を超えた先には古代人の都市や生存可能な地域があるということであり、開拓者ギルドは西方への調査と進出に力を入れている。
アーカーシャの塔と呼ばれる巨大な遺跡が上空に浮かんでいるが、そちらの探索もほとんど進んでいない。