冷涼な高原地帯の先には、氷結山脈と呼ばれる大山脈が横たわっている。
3,000m級の山々が連なり、最高峰は4,000m級と目測されている。
中腹を超えると万年雪に覆われており、氷雪と強力な魔物たちも人々の行く手を阻む、ハイブラゼル大陸の既知領域の北限である。
流氷のため、海路による迂回や調査も難航している。
未だ探索はあまり進んでいないが、地中深く進む洞窟や、人工物と思わしいトンネルのようなものも発見されており、どれかが山脈の向こうへと繋がっているのではないかと期待されている他、
高原地帯を探索中の開拓者から山頂付近から怪しげな光が出ているを見たという報告もしばしばあるようだ。