草人(メドゥズ)は、中央テレパッサに広がる大草原で 遊牧生活する異人種。草原に穴を掘って生活している。
非常に臆病な性格をしているが好奇心が強く、種族的に放浪を好む。
草人の最大の特徴がその外見である。大振りでふさふさした体毛に覆われた耳を持つ以外は、10歳ぐらいの人間族の子供によく似ている。
帽子を被っていたりすれば、遠目には見分けがつかないだろう。
外見は成人しても変わらない。彼らの老化は、外見にほとんど表われないため、他種族のヒトには青年も老人も見分けがつかない。
なお、成人前の子供は人間の幼児から6歳ぐらいの大きさであるため、区別がつく。
そのため、一定の社会的地位を得た草人の男性は付けひげを、女性は耳飾りをつけて威厳ある態度をとることがあるが、これは地域や属する共同体によって差異がある。