世界群とは、特定の特徴を持った異世界と、その平行世界を総称したものである。
虚空晶は虚空士を無数の異世界へと導くが、虚空晶ごとに別の、複数の並行世界へ繋がっている。
"世界群"の世界は一見同じような世界でも、街の名前が違ったり、特定の人物がいなかったり、別の歴史を辿った世界なのだ。
虚空回廊の繋がっている“ミッドガルド”世界群を例に紹介しよう。
16世紀から18世紀ぐらいの技術や社会通念のを持ち、"魔法"という異能を行使するものがおり、魔晶を使った技術が発展した一連の世界を“ミッドガルド”世界群という。
虚空晶は、世界群の中の特定のミッドガルド世界と繋がってその世界へと虚空士を導くのである。
もちろん、転移ができる世界群は"ミッドガルド"のみではない、
虚空回廊がないため、ギルドは認識できていないが、
源世界のような世界群もあれば、より高度に発展した超未来の世界群もあるかもしれないのだ。